
チップについて
2012年05月30日

やあ、最近自分のDJジャンル名をなんて書けばいいのか、日に日にわからなくなってるミノルだよ。
っていうか、いろいろやるなら「フリースタイル」って書けばいいことなんだけど、そこまでの幅広さはないし、かといってメインジャンルがあるわけでもないからね。毎回少しづつ変わってるっていうのもあるし…
いつもは、ハウスとハードダンスをメインに、トランス、ハードトランス、ハードコアをミックスしていくんだけど、昨日はDnB(ドラムンベース)も入れてみたからね。それに、きっとこれからまた増えるだろうし…w
まあ、また何か良いジャンル名っていうか、スタイル名を考えるよ^^
ってことで、昨夜の火曜定例ライブにはたくさんの人がきてくれて、本当にありがとう。
しょーくんことDJ-Syoukakuに刺激されてDnBを入れたり、ちょっと変わった音物のハードコアなど、リズムサウンド中心の内容になったような気もするけど、楽しんでもらえたかな。
自分的には、DnBとハードコアって思った以上に相性が良い感じがするので、これから本気で取り入れて行こうと思ってるんだ。達人ともいえるしょーくんを目の前にしてDnBを回すっていうのは気恥ずかしい部分もあるんだけど、まあそれはリスペクトということで^^;
さて、今回のお題なんだけど、すでにみなさんご存知のように、HaCOはオープン以来ずっとノーチップ&ノーギャラでやってるんだ。そしてそれはHaCOが存続する限り、今後も変わることはない。これは最初に断言しておくよ。
また、ライブをやる度に今でもチップのことは良く聞かれるんだけど、それは決してお客さんへの無料サービスのためにやってるんじゃないんだ。ちゃんとした志っていうか、僕ら(Ha-PT)が大切に守っていきたいものがあるからなんだ。
そんな訳で、今回は僕らがノーチップ&ノーギャラでやってる理由を改めてお話させてもらうことがまず一つ。
次に、僕は個人的に他のクラブなどによく遊びに行くんだけど、そこがチップ不要の店で無い限り、だいたいチップを置いて帰るんだ。でも、最近そのことに対してすごく考えるところがあって、ここ数ヶ月かな、とても悩んでたんだよね。
特に最近はチップを払う度に、自分自身が情けないっていうか、悲しい思いをするようになってきたんで、これは何とかしないといけないなって思って、先週自分の中で一つ決めたことがあるんだ。これはHaCOのオーナーとしてではなく、個人として決めたことなんだけど、このことについてがもう一つ。
今回、その二つのことについて、この場を借りてみなさんにお話しようと思ってるんだ。ちょっと長くなるかもだけど、興味があったら読んでみてね。
まず一つ目、HaCOがノーチップ&ノーギャラでやってる理由だけど、HaCOを作った本来の目的というのは、「僕ら(Ha-PT)自身が、純粋に音楽とダンスを楽しむための場所」として作ったものなんだ。つまり店じゃないんだよ。
簡単に言えば、HaCOは僕らの自宅なんだよね。その自宅で、僕らの誰かがDJをやり、ダンマスをやり、そしてみんなでライブを楽しむ。まさにホームパーティーの感覚なんだ。当然、仲間でやってる訳だから、そこにはチップという必要性さえ存在しない。自分達が楽しませてもらう訳だから。チップという必要性があるとすれば、こっちがみんなに払いたいくらいだからね。
でも、DJもダンマスもみんな同じ気持ちでやってるから、みんながみんなに払うなら差引きゼロ、つまりチップの必要性がないんだよ。当然だけど、新しく加わるレギュラーDJやCJも、ゲストで来てくれるDJも、みんな同じ気持ちでやってるし、そうでなければHaCOでは受け入れていないんだ。
こんな気持ちでやってるのがHaCOのライブなんだよ。
そして、そんなホームパーティーのようなHaCOのライブにお客さんが遊びにきてくれる。でも、僕らはそのお客さんのためにライブをやってるわけじゃないから、よかったら僕らと一緒に楽しんでねって感じで迎えてるんだ。だから僕らスタッフは、お客さんとの間に利害的境界線を持ってないんだよ。
でも、僕らとお客さんとの間に一つだけ大きな違いがあるんだ。それは、僕らは迎える側であって、お客さんは訪れる側だってことなんだ。そんな僕らにとって一番嬉しいこと、それは、お客さんも僕らがやってるライブを心から楽しんでくれることなんだ。
僕らが大切に守っている場所、そんな場所に遊びにきてくれて、そんな雰囲気を気に入ってもらえて、またここに来たいと思ってくれる。それが僕らにとってはチップ以上に嬉しいことなんだ。
そして、僕らと一緒にこのHaCOを大切な場所として守ってくれる人が一人でも増えてくれれば、それは僕らにとって最高に幸せなことなんだ。
だから改めて言うよ。
「HaCOではチップはいらないよ^^」
そして、もう一つのお話。
改めて書くけど、僕は個人的に他のクラブなどに遊びに行った時、そこがチップ不要の店で無い限り、だいたいチップを置いて帰るんだ。
自分のクラブではチップを取らないのに、なんで他の店では置いてかえるの?っていう疑問をもらうこともあるんだけど、やはりHaCOはHaCO、他は他で、そのお店の方針ってものがあるから、それにそぐった行動をしたいからね。
ただ誤解されないように言っておくけど、勿論、そのお店で楽しんだ時間に対して感謝の気持ちを伝えるために渡すのであって、義務的な気持ちや付き合いで出してるものじゃないよ。だから、そのお店がHaCOと同じ方針でやってるとこならチップは置いて帰らないけど、チップジャーがあるってことは、その気持ちを伝えるための方法としてチップというシステムを推奨していると理解してるんだ。
でも、最近そのことに対してすごく考えるところがあって、ここ数ヶ月とても悩んでたんだ。
楽しんだ時間に対してチップを払うこと自体には何の抵抗もないし、そのシステムに対してもまったく嫌な気持ちは持ってないんだ。これは今も変わらないよ。
ただね、僕が一番チップを払いたい相手は、HaCOのスタッフなんだ。
先程も書いたけど、みんなが同じ気持ちでやってるから払ってないだけで、スタッフにチップを渡してあげたい気持ちは何よりも強いんだよ。
誤解しないように言っておくけど、HaCOのオーナーとして、そして仲間の一人として、スタッフに対しての日々の感謝の気持ちから生まれてる思いであって、お客さんにチップを願ってるわけじゃないから、くれぐれも違う意味にとらないでね。
その気持ちは気持ち、そして他のクラブへ行って払う気持ちは気持ち、と、今までずっと割り切ってやってきてたんだけど、それがいつの間にか自分の中で矛盾というか、違和感を感じるようになって、本当に払ってあげたいスタッフに渡してなくて、他のお店では普通に渡してる自分に情けなさを感じるようになってきたんだ。
一体僕は何をやってるんだろう。これって、ただカッコつけてるだけじゃないか、なんてね。
そして、その違和感は日増しに大きくなり、最近は他のクラブに行ってチップを払うたびに悲しい思いをするようになったんだ。このチップ…本当はスタッフに渡してあげたいのにってね。
このままでは、きっと他のクラブに遊びに行くこと自体辛くなってくるし、チップジャーが並んでるのを見る度に悲しい思いをする自分が安易に想像できるんだ。
なんとかしないといけないよね。
かといって、HaCOのノーチップ&ノーギャラの方針を変えるつもりは一切ないし、変えるくらいならHaCOを存続させるつもりはない。それは絶対的なものなんだ。
だから、そのモヤモヤした気持ちにきっちりけじめをつけるために、先週一つ決めたことがあるんだ。
それは、
“今後他のクラブにお邪魔した時も、チップは一切置かないで帰らせて下さい”
ってことなんだ。
僕の勝手な思いでこんなことをお願いするのは、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいなんだけど、僕の気持ちの中では、スタッフへの気持ちを優先させるか、他のクラブでの行動を優先させるかくらいの選択になってきてるので、僕はスタッフへの気持ちを優先させることで、今回のモヤモヤにけじめをつけさせてもらうことにしたんだ。
ただ、ここで言うチップというのは「任意チップ」のことだからね。チップ必須の場合は、そのサービスに対しての対価だと思ってるので、当然払うし今回の話には関係ないからね。
ということで、お世話になってる他のクラブの皆さんには大変ご迷惑をお掛けするようになるんだけど、どうか理解してね。
もし、チップを払う気持ちが無いのなら、うちのクラブには来ないで欲しいっていうことがあれば、遠慮なく知らせてね。断られても当然のことを言ってるんだから、勿論素直に受け入れるよ^^
今回のお話は以上だよ。
長々と書き綴ったけど、最後まで読んでくれてありがとう。
そして、今後ともHaCOをよろしく^^
MinoruJP